とうとう関東甲信地方でも大雪の予報が発表されています。いつもは降ると言ってもなかなか大雪にならないなんて事もありましたが今回は本当に大雪になってます。
大雪予報
気象庁予報部より「大雪に関する関東甲信地方気象情報」を発表されています。予報では、関東甲信地方、22日の昼頃、もしくは夕方から雪が降り始めて、23日早朝まで降り続ける予報。しかも広範囲に大雪となると発表されています。
どのくらい降るのか?
テレビでもネットでも情報がたくさんあるので簡単にします。
今後の24時間の予想最大降雪量は
関東地方北部、長野県付近では30cm
関東地方南部、山梨県付近では20cm
東京23区、10cm
あくまでも予想なので、山、山付近ではもっと雪の量は増える可能性大。
とにかく、大雪、大雪により路面の凍結にて起こる交通障害、山では雪崩などなど起こる可能性があるの仕事からの帰宅時には十分に気をつけて帰宅しましょう。
【スポンサードリンク】
大雪の運転
雪国にお住まいの方は、雪道になれているので大丈夫だと思いますが、都心や関東の雪がなかなか積もらない地域では、雪によるスリップ事故が発生する可能性があります。
大雪や路面、夜から深夜にかけての凍結、新雪の路面も車に踏み固められて氷のようになるので注意が必要ですね。また凍結した路面は思いもよらないスリップが起こるので細心の注意が必要です。
雪道での運転は、やはりゆっくりとゆるやかに余裕をもった運転ですね。前後の車がもしもスリップしたら止まれるようなスピード。急ブレーキになるとスリップしてしまう恐れがあるので十分に車間距離を取り運転しましょうね。ちなみに前後ばかり気にしていると対向車がスリップ、スピンして突っ込んでくる可能性もあるのでとにかくゆっくりと運転することを心がけましょう。
注意すべき運転
最近ではあまり見かけなくなったマニュアル車を運転している方は、2速ぐらいでゆっくりと走るのおすすめします。エンジンブレーキも聞くので3速、4速に上げずに2速で走行したほうがいろんな状態に対応できると思います。またオートマ車の場合は、教習所でも教わったクリープ現象を使って緩やか発進を心がけてむやみにアクセルを踏まない事。アクセルを踏んでタイヤが空回りなんて事になると慌ててしまい最悪のケースになってしまうかもしれません。またオートマ車でも、L や2シフト、今ではエンジンブレーキの出来るパドルシフトなどを装備している車種もあるのでオートマ車でも低いギヤで走行したほうが安全ですね。
もしも4輪駆動が切り替えできる車種なら4駆に切り替えて走行しほうがいいですね!!
曲がるとき(カーブ)
曲がるとき(カーブ)は、曲がる前に十分に減速して曲がります。もしもブレーキをかけながら曲がるとちょっとしたスリップでタイヤがロックされてしまいハンドル操作不能に陥ることがあります。最近の車は性能が上がっているためにちょっとした異常ですぐにセンサーが反応してしまいます。これは経験したので曲がるときはゆっくりとブレーキはかけないで曲がるようにしたほうがいいですよ!かなり焦ります・・・
タイヤロックは、曲がるときだけでなくても雪道では通常の路面よりロックがかかりやすくなっているように感じるので、直進でもブレーキはやさしく踏んだ方がいいですね。タイヤがロックしやすくなっていることを意識しながら運転しましょう。
上り坂、下り坂
上り坂は、スリップ、もしくはタイヤが空回りしないかを意識しながらとにかくゆっくり
アクセルを踏んでいきます。タイヤが路面、雪面をしっかりと噛んでいることを身体で感じながら発進、走行します。もし空回り等を起こしたら滑り落ちる可能性があるので一度車を止めてタイヤ周りの雪を排除してからチャレンジしてください。二人以上いる場合は協力しながら脱出するようにする。
下り坂は、ブレーキを踏む回数をとにかく減らして低速のギヤにてゆっくりと走行する。エンジンブレーキを使用してむやみにブレーキを踏まない。踏むと曲がる時を同じでタイヤにロックがかかる可能性があります。また前輪が滑りだしたらとにかくゆっくりとブレーキをかけて止まるまでむやみにハンドル操作をしない。急にハンドルを切ってしまうと車体がスピンしてしまい制御不能に。停車後の発信は上り坂と同じですが周りの状況をしっかり確認してから行ってください。
【スポンサードリンク】
雪道を歩く
雪道を歩くには、通常のスニーカーや革靴は滑りやすいので履かないほうがいいですね。女性に関してはハイヒールなども雪道には危険です。雪道を安全で歩くには、やはりスノーブーツなど雪道に適した靴を選んで履いたほうがいいです。
雪国の北海道などでは、雪面や氷面に適した適した冬靴(スノーブーツ)が靴販売店などで販売されています。都心でも販売されていますが在庫をあまり持っていない為に大雪などの時は、売り切れ続出で手に入らないかもしれません。その為に一足ぐらいは持っていてもいいと思います。
冬靴(スノーブーツ)
冬靴(スノーブーツ)とは・・・
①靴底が滑らないように作られていてる。
(防滑性に優れている)
②濡れないように防水加工
水や雪に濡れても靴の中まで染み込まないようかに作られている。
(撥水性・防水性に優れている)
③暖かい
靴の中が暖かい
(保温性に優れている)
④ピン・金具付きの底
靴底に、先の尖った金属ピンや金具が靴底についています。氷面でも突き刺しながら歩けます。
⑤深い溝がある
通常の靴より深いギザギザ模様の溝がついている。スタッドレスタイヤのような靴底です。雪面に対するグリップ力が強い。
※冬靴(スノーブーツ)は、雪面、氷面に強いのでアスファルトや絨毯、タイル面などでは逆に滑りやすくなったり引っ掛かったりするので注意が必要です。
冬靴がない!?
冬靴がない!?でも雪が積もってしまった!そんな時は、応急的な方法ですがコンビニなどで麻紐、ロープ等を靴に巻いて滑りにくくします。歩きにくいですが滑りにくくなるので緊急時にはお試しください。
歩き方
普段通りの歩幅で歩くと重心移動が大きくなるので転びやすくなります。その為に、雪道では、歩幅を小さくして歩くと重心移動が小さくなり、安定して歩くことが出来るので転びにくくなります。
また雪道を歩くときは、足の裏全体を路面につけるように歩きます。足の裏全体で路面を踏みしめる感じです。
もし道路の表面が氷面「つるつる路面」でしたら先程も書きました小さな歩幅に、足の裏全体をつけて「すり足」のように歩きます。「すり足」は、滑らせる歩き方ではなく、少しだけ足を浮かせて歩く。
雪の残っているところは、「すり足」で歩くと歩きにくいので足裏の平らにして雪を足の裏全体で踏み潰す感じで歩く。
横断歩道や車道
横断歩道や車道は、たくさんの人や車が通るところです。雪道が踏み固められているために固くなっています。車道などは、走っている車、停車している車の熱で雪の表面が溶けて崩れやすくなっています。
横断歩道の白い線、線との境目、マンホールなど凍るととても滑りやすくなります。また黒いアスファルトが見えていても表面が薄い氷になっているブラックバーンになっている可能性もあるので歩くときも気を抜かずに注意して歩いてください。
最後に・・・
学生の頃によく友人達とスキーやスノーボードに行っていました。その経験から雪道での車の運転は安易に考えてはいけないと感じています。スリップ、スピンなど何度か経験し、怖さを知っているのでより慎重になりました。幸い相手はいない単独スリップ、単独スピンでしたが・・・事故に合わないようにみなさんも充分に気をつけてほしいと思います。
これからも雪は降り続ける予報なので帰宅の際はわたしも気を付けますがみなさんも気を付けて帰宅してくださいね。